【2025年6月20日】ドル円は本日調整下落へ?トランプ発言と前日の反動で144円前半に注意

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こんにちは、MANAです🌸

本日6月20日(金)のドル円相場は、前日比でやや弱含みの展開となっています。昨日のニューヨーク市場では、145.70円台まで値を上げたドル円ですが、今朝にかけてやや調整が入り、現在は145.35円前後で推移中。

本日は、昨日のドル高進行に対する反動と、トランプ前大統領による「米製造業を苦しめるドル高」への懸念発言の影響から、調整で144円前半まで下落する可能性が高いと考えています。

以下、その背景と今日の戦略を解説していきます👇

📈 昨日の値上がり:なぜドル円は上がったのか?

まず、昨日(6月19日)の動きから整理しましょう。

ドル円は東京時間では144.80〜145.10円で落ち着いていたものの、欧州・NY時間にかけて米国株の小幅安・米長期金利の上昇を背景にドル買いが優勢に。 結果として145.70円台まで上昇しましたが、上値は重く、その後反落気味で引けています。

この動き自体、やや過熱気味なドル買いと見る市場関係者も多く、本日以降の調整が意識されている状況です。

🔥 トランプ発言が与える市場への影響

大きな材料として注目すべきは、やはりトランプ前大統領の発言です。

「ドル高はアメリカの製造業を破壊する。もっと弱いドルが望ましい。」

この発言は、ドル高が進行する中での明確なけん制メッセージと受け取られており、為替市場にはドル売り圧力を呼び込みつつあります。

特に2024年の大統領選でのトランプ氏の「通商政策」や「保護主義スタンス」が記憶に新しい投資家にとっては、再び“ドル安志向”が戻るリスクを警戒する材料になっています。

🔍 テクニカル分析:今日の注目レベル

レジスタンス(上値抵抗):145.70円〜145.90円 昨日の高値ゾーン。ここを超えられなければ、利確売りや戻り売りが強まりやすい。 サポート(下値支持):144.40円〜144.20円 本日のターゲットゾーン。調整が進めば、この辺りまでの下落は現実的。

特に144.20円を明確に割り込むと、次のサポートは143.80円近辺になるため、今日の後場~NY時間は要警戒です。

🧠 MANAの今日の戦略

現在の相場環境を踏まえ、私は次のようなスタンスで臨んでいます:

1. 短期トレード(デイトレード)

145.40円〜145.60円で戻り売り(ショート) 利確目安:144.30円〜144.10円 ストップロス:145.90円超えでカット

※売りの根拠は「昨日の急騰に対する反動」と「トランプ発言による中期的なドル安警戒」です。

2. 中期視点では様子見または軽く買い指値

143円台後半まで落ちてくれば、少しずつ買い拾っても良い水準 ただし、今後の米利下げ観測と日本の金融政策次第で一段安の可能性もあるため、ナンピンや全力ロングは避けるべきです。

📅 本日のイベント予定

21:30(日本時間):カナダ 小売売上高 23:00:米 中古住宅販売件数 翌深夜:FOMCメンバーの講演複数

米経済指標が予想を下回れば、米ドル売りが強まり、一気に144円割れへ向かう動きも視野に入ります。

✨ まとめ|ドル円は調整ムード、144円前半に注意

昨日のドル円の上昇は一時的な材料によるもので、今日の相場は反動で下落しやすい環境にあります。 トランプ氏の発言が市場に与える影響は徐々に波及しており、“ドル安容認”という市場心理が浸透しつつあるのも要因です。 よって、本日は「売り優勢の日」。短期的には144.20〜30円あたりのサポートラインまでの調整下落に備えるべきです。

📌今日の一言:

「戻ったら売る、下がったら様子見。ドル高トレンドも、いつか調整する。」

それではまた明日、MANAでした🧸✨

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